チヌはハリスの太さに関係なく食ってくるという人がいると思います。荒れていたり濁りがあったりする状況であれば2号くらいのハリスでも食って来ますが、透け潮や凪の日にはチヌに見切られることがしばしばあります。なので、結論から言いますと細いハリスの方が確実に当たってくるチヌは多くなります。
チヌの視力
チヌの視力は0.14くらいみたいです。人間でいうとかなり悪い方になると思います。この視力だとハリスが1号と0.8号の違いなど分からないと思います。しかし、チヌは餌を見切ります。
ハリスは細い方がよいと感じた日
数年前の話ですが、岸和田一文字での出来事です。その日は、風もなく透け透けで条件的には最悪の日でした。透け透けなので2ヒロ~3ヒロあたりにチヌの姿が見えていました。初めは0.8号のハリスでやっていました。餌を落としていくとチヌが興味を持って餌に近づいてきます。しかし、だいぶ近づいてプイッと餌を見切ってしまいます。落とすスピードを変えたり色々と試したのですがやはり見切られました。そこで、ハリスを0.6号に変えたところ今まで見切られていたのが嘘のようにヒットしてくるようになりました。0.8号と0.6号の違いは、人間の目では全く分かりませんがチヌにはその違いが分かるようです。
チヌの食いがよくなる太さについて
チヌの食いがよくなる太さは0.8号くらいだと思います。0.6号ハリスは、今までの経験上餌をつついている見えチヌがいれば90パーセント以上の確率でヒットしています。もちろんチヌに見つからないように静かに餌を投入出来ないとだめですが。
0.6号ハリスについて
0.6号のハリスは障害物のない場所でしか使えません。しかし、障害物のない場所でバランスの良いタックルを使用すれば年無しクラスも上げることが出来ます。もちろん最初から0.6号を使うのではなく、どうしても食わない時に最後の手段として使ってみて下さい。
おすすめハリス
自分がおすすめするハリスはサンラインのVハードです。今までグランドマックスなどを使ったことがありますが、Vハードで十分だと感じました。根ずれにも強いです。スリットの中から0.8号で40後半をハリスがズリズリになりながら上げたこともあります。
まとめ
まとめ
細いハリスを使えば確実にヒットするチヌが増えます。また、軟調の竿で掛けるチヌはスリリングでとても楽しいです。しかし、無理に細いハリスを使ってバラシが多くなるとチヌがスレる原因になるので注意してください。