落とし込みはどんな釣法?そして魅力とは?

チヌの落とし込み釣りとは?

落とし込みとは、堤防の際にイガイやカニなどの餌を落としてチヌ(黒鯛)を狙う釣法です。また、似たような釣法で前打ち釣り、ヘチ釣りなどがあります。難しいイメージがあるかもしれませんが、チヌは餌を食べに防波堤の際やテトラ帯に来ているので、タイミングが合えばびっくりするくらい簡単に大きなチヌを釣り上げることが出来ます。

落とし込みの魅力とは

手軽にどこでも釣ることが出来る

落とし込みの仕掛けはとてもシンプルで簡単です。竿、リール、ハリス、ガン玉、針があればすぐに仕掛けが作れて釣りを始めれます。慣れれば5分とかからず釣りを開始できます。また、チヌは北海道の南部から沖縄(ミナミクロダイ)まで広く生息しています。しかも、河口の汽水域、漁港、工業地帯の港湾、磯、水深1mも無いような浅場までどこにでも生息しているためどこでも釣ることが出来ます。

スリリングなやり取り

チヌは1ヒロ以内の浅い棚で釣れることもあり人とチヌの距離がとても近いです。近くで掛かったチヌは全力で逃げようとすごい引くためスリリングなやり取りが出来ます。専用リールだとギア比が1(リール1回転でスプールも1回転)で一度走られるとなかなか寄せることが出来ないので、長い時間やり取りが出来きます。

リーズナブルでお財布に優しい

落とし込みはとてもお財布に優しい釣りです。フカセ釣りでは1度釣りに行けば餌代だけで5000円程度かかりますが、落とし込み釣りでの餌はイガイやフジツボなど現地で採れるため餌代がかかりません。また、仕掛けもリーズナブルなので根掛かりを恐れず攻めることが出来ます。

サイトフィッシングが楽しめます

「見える魚は釣れない」なんてことは全く無いです。むしろチヌの姿が見えたら積極的に狙っていきましょう。特に夢中で餌をついばんでいるチヌがいたらもらったようなものです。そっとチヌの近くに餌を落としてみましょう。反転して餌を追っていき次の瞬間すごい勢いで竿先が引き込まれるでしょう。

ダイエットに有効?

「落としこみは足で釣れ」と言われるくらい歩き回る釣りです。多い日では10km以上歩く日もあります。普通に10km歩けと言われると無理ですが、落とし込みをしていたらいつの間にか歩いています。それくらい楽しい釣りです。自分は全く痩せませんが。

大きいチヌが釣りやすい

落とし込みで釣れるチヌのサイズは大きいものが多いです。特にイガイを使っていると25cm以下の小型のチヌが掛かることは少ないです。

まとめ

いかがだったでしょうか?手軽にいつでもどこでもリーズナブルに大きなチヌが釣れる落とし込み釣りの魅力の紹介でした。チヌの落とし込み釣りを始めて「こんなところでこんなに大きなチヌが釣れるんだ!」と言われてみませんか?

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